6次産業とブランド化への挑戦
「森の薬草店 イロカ」は、兵庫県豊岡市神鍋高原で、自然栽培しているハーブで“6次産業”に取り組んでいます。
自然の恵みを届けながら、地域を豊かにする。この記事では、イロカの事業活動、そして神鍋ハーブのブランド化を通して目指す未来をご紹介します。
森の薬草店 イロカとは?
「ずっと探していた、私をケアしてくれるものがここにある」という言葉を胸に、日々の活動を積み重ねています。
誰かをケアする人自身も、同じように癒されるような“私をケアする”という新たな発想「私ケア」を、多くの方に届けていきたいと考えています。
「私のご機嫌は誰かのご機嫌につながる」このように考え、自然の恵みを感じられるアイテムや体験をご用意しています。

農園からはじまるものづくり
イロカの取り組みは、土づくりから始まります。神鍋の地に自ら農園を開拓し、農薬や化学肥料を一切使わず、栽培方法までこだわり持っています。ハーブを一つひとつ丁寧に育て、収穫まですべて自分たちの手で行います。

また、商品開発もすべて自社で行っています。丁寧に時間をかけて開発された商品は、収穫した植物の持つ力を最大限に引き出す工夫が詰まり、体と心にやさしく寄り添ってくれるものばかりです。
体験できるワークショップも開催
イロカでは、製品を「買う」だけでなく、「つくる」楽しさも届けています。
地元神鍋で開催されるワークショップでは、実際にハーブを摘み、加工し、自分だけのハーブティーやアロマオイル、ルームフレグランスなどを作ることができます。五感を通じて自然とふれあう時間は、訪れた方々の記憶に深く残る貴重な体験になります。

イロカはこうしたワークショップや農体験を通じて、神鍋の観光資源としての新しい価値を創出しようとしています。スキーや温泉のイメージが強い神鍋ですが、これからは「癒しと自然体験の町」としても地域の魅力を高める一端を担えるよう、今後も励んでまいります。
神鍋だからこそ育つ、ハーブのちから
「なぜ神鍋でハーブを育てるのか?」――そんな疑問を持たれる方もいるかもしれません。
実は神鍋高原は、約2万5千年前の火山活動によって形成された、特別な土地です。神鍋山が一度だけ噴火し、火山灰と溶岩を残したこの地には、「黒ボク土(くろぼくど)」と呼ばれる肥沃な土壌が広がっています。黒ボク土は有機物が豊富で、保水性と排水性のバランスに優れ、植物の栽培に最適な条件が揃っています。

さらに、標高500mを超える冷涼な気候と、昼夜の寒暖差が香り成分の生成を助け、ハーブが本来持つ香りや力をぎゅっと凝縮させてくれます。加えて、清らかな湧き水や稲葉川に代表される水源にも恵まれ、健やかな生育環境が整っているのです。
神鍋は、自然の恵みを最大限に受けとめながら、ハーブ本来の力を引き出せる土地。
私たちはこの地だからこそできるハーブづくりに誇りを持ち、未来につないでいきたいと考えています。

地域活性と観光振興の両立
イロカの挑戦は、神鍋という土地に根差しながらも、日本全国、そして世界へと広がろうとしています。農業・加工・商業の連携(6次産業化)を体現するモデルケースとして、商品販売だけでなく、自然と人を結ぶ新たな観光スタイルを、神鍋の地で築き上げていきたいと考えています。そのための一歩として、神鍋の地で丁寧に育てられた無農薬ハーブを「神鍋ハーブ」としてブランド化し、この地域の魅力とともに、より多くの方に届けることも大切な目標の一つです。
最後に
森の薬草店 イロカは、自然の恵みをさまざまな形で多くの方に届けることを目指し、日々励んでいます。イロカの活動や神鍋の土地の魅力、ハーブの力について知っていただけるよう、体験や発信の場を大切にしています。神鍋の店舗での販売やワークショップはもちろん、各地で開催されているイベントにも積極的に参加しています。是非お近くのイベントで「森の薬草店 イロカ」の名前を見かけられた際は、ぜひお立ち寄りください。
イベント情報や新商品などの情報はインスタグラムで随時発信しています。ぜひフォローしていただき、私たちの活動を応援していただけると幸いです。

